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急性期ケア専門士の受験を考えるとき、「申し込みや審査の手続きが面倒そう」と感じてしまう方もいるのではないでしょうか?しかし実際は、申し込みも受験該当審査も順を追って進めれば決して難しいものではありません。
この記事では、申し込みから受験該当審査が完了するまでの流れを、実際の画面をもとに解説していきます。つまずきやすいポイントもあわせて紹介するので、既に受験を決めている方はもちろん、受験を迷っている方も、手続きのイメージをつかむ参考にしてみてください。
1. 申し込み前に準備しておきたいこと
申し込みをスムーズに進めるために、事前に確認・準備しておきたいことが2つあります。
・受験資格を満たしているか
・資格証明書の画像
1. 受験資格を満たしているかの確認
急性期ケア専門士の受験資格は、対象となる14職種の資格を持ち、取得後2年以上の実務経験があることです。対象となる職種は以下のとおりです。
・医師
・看護師
・保健師
・薬剤師
・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
・臨床工学技士
・介護支援専門員
・臨床検査技師
・救急救命士
・放射線技師
・介護福祉士
・准看護師
勤務先が救急・急性期の専門施設である必要はなく、一般病院や施設、在宅の現場で働いている方も対象になります。また、実務経験は1つの勤務先の年数だけで判断されるわけではなく、複数の勤務先での勤務年数を合算して2年以上あれば対象です。自分は対象外だと思い込まず、まずは公式サイトで確認してみましょう。
参照:急性期ケア専門士の受験要項 https://www.jaca2021.or.jp/exam/
2. 資格証明書の画像を準備しておく
受験該当審査では、資格証明書(国家資格免許証など)の画像が必要です。資格証明書は普段の業務で使う機会が少なく、どこにしまったか分からなくなっている方も多いのではないでしょうか。申し込みを始める前に免許証のありかを確認し、スマートフォンなどですぐに撮影できる状態にしておくと、審査の手続きをスムーズに進められます。
実務経験については、勤務先に実務経験証明書を書いてもらうといった形ではなく、受験者自身の申告によって進める仕組みになっています。「実務経験の証明」と聞くと、書類の準備に手間がかかりそうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際はアプリ上で経験年数や勤務先の種別などを選択・入力していくだけなので、想像しているよりも身構えずに進められますよ。
2.急性期ケア専門士の受験申し込み手順は?
急性期ケア専門士の申し込みは、日本急性期ケア協会の公式サイトにある「急性期ケア専門士 資格試験申し込みフォーム」から行います。手順は次のとおりです。
①資格試験申し込みフォームにアクセスする

まずは、急性期ケア専門士の公式サイトのトップページにある「受験申し込み」をクリックしましょう。資格試験申し込みフォームの画面へ切り替わります。
②プランを選択する

資格試験申し込みフォームを開くと、希望プランの選択画面が表示されます。
プランは「試験申込+公式テキスト」と「試験申込のみ」の2種類があります。
「試験申込+公式テキスト」の同時申込をすると、過去問解説動画が付属します。
すでに公式テキストを持っている方は「試験申込のみ」を選びましょう。
プランを選んだら「次へ」に進みます。
③各種情報を入力する

氏名・フリガナ・住所・電話番号・メールアドレスといった基本情報に加え、職種や経験年数、受験を決めた理由、公式テキストの所有有無などを選択式で入力していきます。プルダウンやチェックボックスで選ぶ項目が多く、サクサクと入力を進められます。
④支払い方法を選択して決済する

支払い方法は、クレジットカード・Apple Pay・Google Pay・コンビニ後払いの4種類から選べます。いずれかを選択すると、それぞれの決済に必要な情報の入力画面に進みます。決済を進めると、受験料に加えて送料や消費税を含めた金額が画面に表示される仕組みです。金額の詳細は公式サイトでご確認ください。
⑤内容を確認して申し込みを完了する
最後に受験に関する規約が表示されます。不正行為があった場合は受験資格を与えない、などといった注意事項が記載されているので、目を通してから「受験規約を読んで同意しました」にチェックを入れましょう。
その後、入力内容の確認画面に進み、間違いがなければ「申し込みをする」ボタンで手続きが完了します。入力に迷う項目がなければ、申し込み開始から完了まで5〜10分程度で終わります。
3. 自宅に届く受験書類をチェックしよう
申し込みが完了すると、画面に完了メッセージが表示されるとともに、登録したメールアドレス宛に確認メールが届きます。メールには、3営業日以内に協会から受験書類が発送される旨が記載されています。
自宅に届く受験書類の中身は、次の4点です。

・受験の手引き
・受験者専用ページ 利用ガイド
・急性期ケア専門士 試験マイナンバー発行記載用紙
・急性期ケア協会の試験対策WEB講習会の案内
このうち試験マイナンバー発行記載用紙と利用ガイドは、この後の受験該当審査に進む際に必要になる書類です。また、受験の手引きには合格発表まで大切に保管してほしい旨と、紛失しても再発行はできない旨が記載されていたので、失くさないように保管場所を決めておくと安心です。
なお、申し込み完了後のキャンセルは受け付けていないとのことなので、申し込み前に受験資格やプランの内容をよく確認しておきましょう。
4. 急性期ケア専門士の受験該当審査の流れは?
急性期ケア専門士は、申し込みをしただけではまだ受験できません。実務経験や職種が受験資格を満たしているかを確認する受験該当審査を通過する必要があります。
ここからは、「受験者専用ページ」というアプリを使って審査を進める手順を紹介します。
・①受験者専用ページでアカウントを作成する
・②試験マイナンバーを連携する
・③アプリで実務経験を申告する
・④審査結果を待つ
1. 受験者専用ページでアカウントを作成する

受験書類に同封されている利用ガイドの案内に沿って、まずはApp StoreまたはGoogle Playから「受験者専用ページ」というアプリをインストールします。パソコンから使いたい場合は、利用ガイドに記載のQRコードからWEB版にアクセスすることもできます。
アプリを開いたら「新規登録」からメールアドレスとパスワードを設定し、届いたメールを確認するとアカウント登録完了です。
2. 試験マイナンバーを連携する

アカウントを作成できたら、次は試験マイナンバーの連携です。実はアカウントを作成しただけでは、まだ自分の受験情報とは連携されていません。ホーム画面には「試験申込と連携されていません」と表示されるので、「各種コードの入力」から、受験書類に同封されている試験マイナンバー発行記載用紙に記載された番号を入力しましょう。
連携が完了すると、ホーム画面に試験までの残り日数が表示されるようになります。試験までの日程が数字で可視化されると、勉強へのモチベーションも上がりそうです。
3. アプリで実務経験を申告する
マイナンバーの連携が終わったら、アプリの「受験該当審査はこちら」から実務経験の申告に進みます。申告はSTEP1「情報入力」、STEP2「内容確認」、STEP3「申請完了」の3段階です。
STEP1 情報入力

現在持っている資格や実務経験2年以上の有無、累計の経験年数、所属している施設の種別を選択したうえで、直近の実務2年以上の経歴を入力します。施設の名称と勤務期間年月を入力すると、合計経歴年月数が自動で算出される仕組みです。勤務先は1か所だけでなく、「施設を追加入力する」から複数登録することもできます。
最後に、資格証明書(国家資格免許証など)の画像を添付します。

ファイル形式はpdf、jpg、jpeg、pngのいずれかに限られています。スマホで撮影した写真をそのまま添付しようとすると、iPhoneの場合はHEIC形式で保存されているため、対応形式に変換してから添付し直す必要があります。
STEP2 内容確認

入力した内容に間違いがないか確認しましょう。
STEP3 申請完了

申請が完了すると、審査には1ヶ月程度時間がかかること、結果は郵送とアプリの両方で知らされることが画面に表示されました。スムーズに入力できれば、STEP1の情報入力からSTEP3の申請完了まで10〜15分程度で完了します。
4. 審査結果を待つ

申告が完了すると、ホーム画面の「受験該当審査」の表示が「審査中」に変わります。この状態でも「審査内容の確認/修正」から申告内容を見直すことができます。審査結果は郵送とアプリの両方で届く仕組みなので、結果が来るまでは受験者専用ページを定期的にチェックしておくと安心です。
審査を通過すると、次はCBT試験会場の予約に進めます。会場予約から試験当日までの流れは、別記事で詳しく紹介しますので、ご確認ください。
5. 申し込みでつまずきやすいポイント
申し込みの過程でつまずきやすいポイントとして、以下の2つがあります。
・手続きや試験期間の認識不足
・資格証明書のファイル形式
手続きや試験期間の認識不足
手続きの流れとして、申し込みが完了しても受験該当審査という次のステップが残っており、実務経験の申告には期限も設けられています。期限を過ぎると審査を受けられなくなる可能性があるため、受験書類が届いたら早めに中身を確認し、申告を後回しにしないようにしましょう。
資格証明書のファイル形式
もう一つ注意したいのが、資格証明書のファイル形式です。先ほどの受験該当審査の申告手順(STEP1の実務経験申告)でも触れたとおり、対応しているのはpdf、jpg、jpeg、pngのみです。スマホで撮影した写真をそのまま使おうとして弾かれるケースが起こりやすいので、申告を始める前にファイル形式を確認し、必要であれば変換しておくと、手続きの途中で止まらずに済みます。
6. まとめ
この記事では、急性期ケア専門士の申し込みフォームでの手続きから、受験書類をもとにアプリで実務経験を申告する受験該当審査までの流れを紹介しました。プランの選択や各種情報の入力は選択式の項目が中心で迷わず進められますし、実務経験の申告も勤務先に証明書類を用意してもらう必要はなく、アプリ上で選択・入力していくだけで完結します。
「大変そう」と諦めず、この記事を参考にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?急性期ケアのプロを目指して、一歩を踏み出してみましょう!
参考
1)一般社団法人日本急性期ケア協会(編).受験要項.https://www.jaca2021.or.jp/exam/
2)一般社団法人日本急性期ケア協会(編).急性期ケア専門士とは.https://www.jaca2021.or.jp/license/
3)アステッキホールディングス株式会社(編).急性期ケア専門士 公式テキスト(改訂2版).アステッキホールディングス株式会社.
認定試験の詳細は日本急性期ケア協会のHPをご覧ください。
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